90歳になるN様のお宅にいかせて頂き、N様の人生を少しだけですが聞かせていただきました。
学校を卒業してすぐに嫁ぎ、ご自分より5歳年上の義理の弟が軍人さんで特攻隊でいたそうです。
義理の弟さんが「いってまいります」と最後の言葉をを聞いたのがご自分だった・・・・・・
そして、戦争が終わり・・・弟さんが亡くなったであろう土地で、たくさんの軍人さんの写真を見ながら・・・
「このなかにいないでほしい・・・」と願いながらも必死で目で追ってしまい・・・
自宅には誰のものかわからない遺骨や髪の毛が送られてきたこと・・・・・・・
わたしでさえこんなに悲しいのに・・・・母親の悲しみはどうだったのか?お母様は、毎日のように屋敷の門を眺めて離れなかったと・・・・・・。
そう静かに語ったN様の「夏の思い出」に・・・・衝撃を受けました。
ただただ今を平和に生きて、大きな悩みをかかえているような顔をしている自分を振り返り・・・反省しました。N様の顔の涙とともに
私も、深く涙し・・・手を合わせて参りました。
90歳という歴史に対し、N様はいつも白のスーツをパリッと着こなし大きなイヤリングがお似合いになり・・・お顔は白くしわもない、髪も黒く・・美しいお姿です。
最近、赤ワインをたしなむそうです。とても素敵なN様はDEARMEEシリーズをたくさん使ってくれています。
ありがたいことに・・・「あなたが東京にいないと不安だから、たくさんDEARMEEを家においておきたいの」と言ってくれるのです。
今度の新商品の発売も楽しみにしてくれております。