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「生活の科学よりトピックス」

米オンライン科学誌プロスワンで、米オハイオ州立大学のジェフ・ボレック氏は「摂取する飽和脂肪は必ずしも体内に蓄積されないこと、そして、脂肪に関して調節すべき主要な因子は、食事に含まれる炭水化物だということだ」と発表した。

研究チームは、実験に参加した16人に対し、4ヶ月半の厳しい食事管理を行った。その結果食事中の炭水化物を減らして飽和脂肪を増やした場合、血液中の飽和脂肪の総量は増加しなかった。参加者は実験修了までに、血糖、インスリン、血圧に「著しい改善」がみられ、体重も10キロ減少したという。

「集団調査では、食事の飽和脂肪と心臓病の関連性はあきらかに存在しない。それでも、食事の指針は飽和脂肪の制限を推奨し続けている。これは科学的でもないし、賢明でもない」と語っている。

 

糖質=炭水化物の摂取には注意していきましょう!!