幹細胞を用いた再生医療はまだ端緒についたばかりです。
皮膚の再生医療はすでに歴史があります。転んで皮が擦りむける、という日常の傷であれば一週間程度で傷はふさがり、1ヵ月もすればほとんど痕はわかりません。
しかし、大火傷や広い範囲の傷を負った場合我々が持っている皮膚の自然治癒力では対応しきれなくなってしまいます。
そんなときに皮膚の再生医療は発揮するのです。
人間の体の表面は一番上から0.2ミリの表皮層。その97%が表皮角化細胞でしめられています。
そしてその下には1~5ミリの「真皮層」、そのまたしたに「皮下組織」という3層構造になっています。
1975年にはグリーンらが表皮角化細胞の培養法を確立し、1981年には重度の火傷をおった患者
の皮膚組織を培養し、治療をおこなうことに成功しました。
表皮角化細胞は分裂増殖能力が高く、またシート状に培養できるという特徴があるので、短期間のうちに必要な大きさの皮膚の面積をつくりだすことができます。
このように表皮だけを取り出して培養したものを「培養表皮」とよびます。患者本人の皮膚を使って培養した皮膚組織は拒絶反応もなくそのまま移植が成立することが多く
致命傷となりゆる大火傷から救命に成功したケースも報告されております。
また、真皮層まで達する深い傷には、「真皮の再生」もおこなわれれいます。
真皮はシート状になることが出来ない為「生体」に親和性の高い物質を足場にして増殖させます。
この「培養真皮」を移植すると移植した先で足場は吸収され真皮を形成します。
移植された真皮は、前述のbFGFというサイントカインを放出し、周囲の表皮の増殖を促して皮膚の表面を再生させていくそうです。
そういう意味でbFGF製剤による床ずれの治療も、立派な再生医療といえるでしょう。
「培養真皮」の増殖には時間がかかるので、急を要する手術には対応できない場合もありますが、培養を用いる足場の開発などで培養期間が
短縮できればさらに注目される分野となるでしょう。
資料より抜粋
PS・・・・私達が伝えている培養真皮「ゲシェンク」は私達の永遠の美を支える「生体」美容液であることはまちがいありません。
永遠に美しく②では再生医療について抜粋させていただきました。
自信もってお伝えしていきましょう!!