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食物アレルギーはなぜ起こるのか?非常に興味深い見出しが「ボタニックのニュース」にありました。

たしかに・・・わたしが幼いころは、あまり聞きません言葉でした。

 

この原因は「腸もれ」だと、東京医科歯科大学の藤田紘一郎先生が書いております。

リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)

粘膜に穴が空いて、細菌やウィルス、食物由来のタンパク質などが血中に漏れ出す状態にある腸のことを

「腸漏れ」と呼ぶそうです。

 

タンパク質は普通、消化されて細かい分子になり、腸壁にある絨毛から体内に吸収されます。しかし、

腸のバリア機能が低下して「腸もれ」がおこると、普通は吸収されない高分子タンパク質が、消化されないまま

体内に吸収されてしまいます。

高分子のタンパク質や細菌やウィルスが腸管壁を通過して体内に入ってしまうことで、それらが異物と認識され、免疫反応が

発生します。その結果、その異物にたいする抗体が作られ「植物アレルギー」や自己免疫疾患などの症状があらわれるのです。

 

最近の学童期の子供に食物アレルギーが増えたのは、子供の腸に「腸漏れ」が起こるようになり、卵や牛乳、パンなどに含まれて

いるタンパク質が高分子のまま体内に吸収されるようになったからです。

順天堂大学とヤクルト研究所での最近の研究では、正常な日本人の約4パーセントのひとに「腸もれ」があるという研究結果が

明らかになっているそうです。

 

PS・・・・「腸もれ」と食物アレルギーについてを読んでみて・・・「お肌」の機能についてとリンクしました。

敏感肌も肌の「バリア機能」の衰えから生じてきます。

この文章から体の内臓の粘膜の強化も大切なことであると・・・あらためて共感しました。

アレルギーなく、なんでも食できる体つくりを心がけましょうね(^^)/

わたしたちの体は食べ物から出来ています。