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もうすぐ母の命日です。

お墓参りをさせて頂きました。

母が眠るお墓は、幼少期に過ごした田舎町にあります。

懐かしい気持ちになりながら、ゆっくりした陽だまりの時間が流れました。

せっかく来たので、地元で有名なポークニンニク焼きでランチをしました。

何十年ぶりの変わらぬ味を堪能させて頂きました。

お母さんとの思い出や笑顔が浮かびました。

最後にお母さんと食べたのは20年前、既に母は認知されていなかった認知症でした。

ランチを堪能したあとは、

94歳の祖母がいる施設に行きました。

コロナで全く会えて無いままにしていた祖母は

突然の訪問に嬉しくて、ガラス越しに手を伸ばして私に触れようとしてました。

マスクを外すして顔がみたいと言う祖母に顔を見せてあげたかった。

マスクを外すことは叶いませんでした。

まだまだ生きようとする祖母は俳句や短歌を書いて、書道を楽しみ、人生を頑張っています。

「いつも、ありがとうございます。」

それだけ言いたい。

もう会えないかも知れないと、頭に浮かびました。